女川沖にある出島。
震災から3ヶ月たった今も、漁師のお父ちゃんたちが避難所から船で通って手作業で片付けをしている島。
瓦礫を浜で火にくべて燃やす煙がモクモク。モクモク。


カモメが睨む。

区長さん自ら操縦する船で出島港に到着。


お父ちゃんお母ちゃんがコツコツと片付けるのは漁港。
我が家は後回し。


でっかい爪で海に沈んだ瓦礫や船をバリバリっと掴んでは持ち上げる。
恐竜がエサを食ってるのを見つからないように覗き見しているような感覚。


出島には、出島港と寺間港ふたつの漁港があって、どことなくお互いに壁があるのも事実。
でもそんなことは言ってらんない。という空気も感じられる。
鍵がつきっぱなしの軽トラに乗り込んで高台を超えて寺間港へ。

冷たい飲み物の差し入れを照れくさそうに喜んでくれる漁師のおっちゃんたち。


どのタイミングで「復興した」って言えるのかは分からない。
マイナスをゼロに戻す作業なのかな?って思ってたけど違う。



マイナスになった今をゼロだと思えればどの作業も+1。
思いもよらなかった+1を創る。
その絵を一緒に描ければきっと1年でも2年でも心が折れたりはしないかもしれない。


寺間の区長さんのお話を聞く「島に人は帰って来ないかもしれない。」
それでも瓦礫を3ヶ月焼き続けて来た人たち。
いままで市や県に助けを求めなかった愛すべき不器用な人たち。


「また」があるって分かった瞬間、人は嬉しい。
「また来いよ!」照れくさそうで、嬉しそうなおっちゃんの声に見送らて帰路につく。


おっちゃんがウニを食べさせてくれる。
これ山盛り食べたいな。


まさかの鳩サブレを貰った歩さん。
おばちゃんは世界共通でガハハと笑う。


この「ガハハ」が愛おしい。
笑うことは幸せ、でも笑い合うことはもっと幸せ。
どうやらこれからもこの場所に通うことになりそうです。
また!


伊勢町の倉庫を借りて渡波元気祭に向けて、がれき神輿の準備がはじまる。
ひとつひとつ、住民の方々に声をかけて事情を話し、承諾を得て集めてきたガレキ。


ナイスなタイミングで、市と警察から道路の使用許可が降りたぞ〜!と報告しに実行委員長さとしがやって来た。
それぞれの場所でそれぞれのカタチでひとつの祭を作って行くんだよ。

地元っ子がやってきた♪さっそくペンキで子供神輿をペイント。
しっかり手伝えよ〜!


最近の子はDSで写真撮るんだね。


また来いよ!
ちゃんとお母ちゃんに話通してからくるんだぞ!
遊びにくるんじゃない。
手伝いに来るんだぞ!


ちょっと疲れ気味の哲っちゃん。
一番キモな部分を段取ってる最中。

背中で語る男。
今日のロングさん(渡波出身のダンプ運転手)

算数って一番苦手だったんだよなぁ。
というか最近のランドセルってハイカラなのねぇ。
ねぇこころちゃん♪



渡波の海苔漁師、相澤さんとこのお父さん。
家の前のガレキを片付けたら結構使える物まだいっぱいあった!と整理中。
ガレキじゃねぇんだなぁ。
「これ幼稚園で使えるんじゃない?」
また人のことばっか気にしてぇ〜!

震災直後。
海苔の乾燥機やらの修理費は全部で7000万円の見積だったんだけど、
中古でなんとか修理したら2000万....くらいにはなるかなぁ。とのこと。
落ち着くと見えてくるものってやっぱある。
そういう時期。

ぎっくり腰の調子がちょっとよくなって来たごんじい。


おっ!お前ら!?

誰かと思ったらさっきの神輿の所に来た!!
「だってここでもいるって言ってたし。えへっ。」
愛いやつ。愛いやつ。

渡波元気祭。
さぁどうやってこのぐちゃぐちゃの校庭をやっつけようか?
問題は大きい方が解決しがいがある。

ヴィレッジを構える大崎市の小学生が書いてくれた手書き新聞の記事。

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