2010年12月15日

Bodaiju Festa 2010 と 粒マスタード

おー!もう3日も経ってしまったんだ!

改めまして、今年初!にして最後の自分企画の写真展示だった

【Bodaiju Festa 2010】が終わりました。


何とも切羽詰った準備っぷりだったけど、

いつか、どこかで超えなきゃならないと思っていた

今までの展示、今までの自分に

取っ組み合いのケンカを吹っかけて辛くも勝利した感じです。

えっ?分かりづらい?

では、ちょっと振り返ってみましょう。


ラマダホテル大阪の5階フロア50室を全部使っての今回のイベント。

50組のアーティストさんがそれぞれに部屋一室をプロデュースする。

という、結構ハードルが高い&競争心を駆り立てられる趣向!


オイラの部屋は556号室。シングルルームでした。

今回とっても大切にしたかったことは、

「人間が写ってるんだぜ!」

ってこと。

写真ってホントは「ただの紙切れ一枚」なんだけど、

そこにはひとりひとりの人生が写ってるんだ。って伝えたかったんだ。

ただ「作品を鑑賞する。」

そう言うんじゃなくてね。


写真に写ってる中に居る「人間」に出会って欲しかった。

そんな想いで、いろいろと試してチャレンジしてみました。

まず一つ目は、

お客さんが入り口で口々に「踏み絵や〜ん!」と言ってた床への展示。

じゃん!


bodaiju_0004.JPG 

もう一丁じゃん!

bodaiju_0022.JPG

これは正直ちょっとどころじゃなく悩んだ。

だって人の顔を踏んづけるってどうなの?間違いなくそう思う人がいっぱい居るだろう

ってことは分かってた。

でも、


「踏みたくない。」

って思って端っこの方を歩いてくれる人が大半で、その反応を見て、

紙切れ一枚でも、作品でもなく、「人間」として見てくれてるんだ!って分かって

そこがとっても嬉しかった。

みんな優しいなぁって思ったんだ。

ちゃんとその人に触れてくれてるなぁって思ったんだ。

優しく、そっと踏んでくれてたみなさんありがとう♪


さて、もうひとつ。

壁にかかっている写真たち。今回は白黒に挑戦してみました。

bodaiju_0001.JPG

人にはそれぞれ違った色がある。白か?黒か?ふたつに一つじゃないでしょ?



白黒写真には、白と黒との間に、微妙に違うグレーの濃淡があるんだ。

bodaiju_0007.JPG


と言うか、全くの黒や全くの白なんて実は無いのが白黒写真なんだ。

だからホントは、白黒写真じゃなくて、その間のグレーを見て欲しかった。


まぁそこまで気付いてくれたかどうか?

ナンテのはちょっと疑問だけど、これもオイラ的な結構ビックなチャレンジだったわけです。

ちなみに、キャンバス地にプリントしてあって写真じゃ伝わらんけど、ええぇ〜感じの風合いなんですこれが♪

プリントするの高いけど、いやぁ良かったなぁ。自己満足(笑)

「これも手アカいっぱい付けて付けて〜!」


っていっぱい触ってもらいました。

みんな「えっ!いいの?」と、嬉しそうに触ってくれるのが何とも言えずGOODでした。


続きまして、チャレンジその3!

bodaiju_0031.JPG

ベッドの上に、400枚以上の写真をランダムに置いて、座ってもらって、自ら手にとってもらって、

一枚一枚じっくりと見てもらいました。

トランプのマークや柄を合わせるように、

毎年成長して行く過程を撮らせてもらってるスラムの子とか、

ほんの一瞬シャッターチャンスの違う写真とか、

たくさんの写真を見てるうちに、

「おっ!この子さっきも見た!おっきくなってんじゃん!」


なんて発見してもらえたら、おもしろいんじゃない?って思ってたんよね。

i_2010121518405031.jpg

飾ってある写真を眺めるだけじゃなく、触って欲しい。触れて欲しい。

っていうのもここで実践。

ハマって全部見るまで帰らなかった人とか居てくれて、なんだかしてやったり!でした。

ちょっと勇気がいったと思うけど、こちらもいっぱい手アカを付けてくれてありがとうさんでございました♪


そして、もうひとつ忘れちゃいけない出来事がありました。

それは、今まで人目に触れる場所に出すか?出さないか?

迷って結局出さなかった写真を出したこと。


この写真を出したら、人に悪く思われやしないか?

とビクビクして出せなかった写真たち。

特に、死んだばあちゃんの生きてたときの赤い手と、お葬式のときの白っぽい黄色い手。

この2枚は、かれこれ7年越しでやっと人目に触れることが出来ました。


しかも〜!

この写真。「あったかいね。持って帰って部屋に飾ります。」と、


買ってくれた人がおったんです!!超〜〜びっくりした!!

人のばあちゃんの、葬式の写真っすよ?

普通買わないって。。。


だから尚更、

伝わったんだなぁ。写ってるばあちゃんの人生に触れてくれたんだなぁ。

って思うと涙が出るほど嬉しかった。


bodaiju_0033.JPG

嬉しい、嬉しい誤算でした。

と言うか、売れる写真、売れない写真ってオイラ自信が勝手にレッテル貼ってただけだったのかもなぁ。

と、改めて気付いたステキな出来事でした。


さぁ〜長くなって来ました(汗)

まぁそのくらい思い入れを持って、性根入れて取り組んだ写真展だったって事なわけです。

さぁみんなの反応が本当のところはどうだったのか?

詳しくじっくり話を聞く機会はまだ無いんだけれど、

サラリと見てすぐに出て行く人も多かった分。

i_2010121518403807.jpg

何度も足を運んでくれて、その度に同じ写真を撫でてくれる人がいたり、

翌日、仕事前にまた来ちゃいました!と言ってくれる人がいたりと、

明らかに
今までの展示と違った反応を返してくれたな。

と言うのが率直な感想です。


好き、嫌い、がハッキリ別れた感じかな。うん♪

それはきっと、見てくれる人たち全員に気に入って貰いたい!

なんて思わなくなったからなのかなと思います。

僕自身がいい人だと思われることなんかより、

写ってる「人間」の人生に触れてもらうことの方がオイラは嬉しいと思うようになったんだ。

bodaiju_0008.JPG

写真の中の「人間」のことを、「どこかの誰かさん」

じゃなくて、「南アフリカのワンディレくん」とか、「ネパールの刺青だらけのマニシュ」「カンボジアの村のシーアって女の子」

なんて個人名まで覚えて帰ってくれる人がいた。

大人になった。というか、老けた。ってことなのかも知んないけれど、

もうそんなに嬉しいことはないなと思った。


反省点もいっぱいあるけれど、確かな手応えを感じたBodaiju Festaでした。

あ〜〜楽しかった!けど、超〜〜〜疲れた〜〜!!

おかげで翌日から三年寝太郎並に良く寝て、ひさびさに頭の中がカラッポです(笑)


これからも、七転八倒しながら、たくさんの失敗と歓喜を抱きしめながら、

まるごとな人間の写真を撮らせてもらい続けようと思います。


遠方から来てくれた仲間たち、通りすがりにじっくり見てくれたお客さん。

他49組のアーティストのみなさん。スタッフのみなさん。

そして1年がかりで企画してくれたBodaiju Cafeのイタリーさん。

この素晴らしいイベントをありがとうさんでございました!!!


最後に、このイベントで出会ったステキな仲間を紹介しましょう。

この人!

i_2010121518410419.jpg

結婚式の余興のビデオにも関わらず、youtubeで何と10万アクセス超え!

という偉業を成し遂げたダンス界の奇才。沖縄からやって来た核弾頭。

粒マスタード安次嶺
さんのダンスを見ながらお別れしたいと思います(笑)

じっくり楽しんでくださいね♪

この動画を見て、受験に悩む受験生から勇気が出ました!と連絡があったそうです(笑)

こいつ絶対沖縄から大阪に呼ぼう。



ぷぷぷっ。





いい仲間いっぱい増えたーーー!!





posted by Funny!!平井慶祐 at 20:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 【けいすけの凸凹日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
絶対、呼びましょう 笑
あ、写真の親子さんも来てくれてた〜^^
Posted by カリケン at 2010年12月15日 21:51
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