うどんの国からやって来た写真と人間が大好きな
「まるちび」Funny!!平井慶祐です。
2010年6月6日に2作目となる『YELL TO YOU(エールtoキミ)』-エールを贈る写真集- を自費出版することを決めました。先行予約1000部で出版!!という目標に向かってただいま本気のチャレンジ真っ最中!!
写真集への本気の想いを伝えたくて、読んで欲しくて心からの想いを言葉にしてみました。
たくさんの人に伝えたい。伝わって欲しい。どうか、じっくり読んでやってください。そして、みなさんの力を貸して欲ください!!よろしくお願いします!
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小学校2年ぐらいまでのボクは、近所でも有名な泣き虫っ子でした。いつも、ヒサノばあちゃん(ひいばあちゃん)の布団で泣いてました。
みんながご飯を食べはじめて、お腹が減っても、引込みがつかなくなって、ヒサノばあちゃんの布団で、ずっと泣くフリをしていたのを覚えてます。
なんでそんなに悲しかったのかは覚えてないけれど、そんなときにはいつも、ヒサノばあちゃんが決まって迎えに来てくれました。
「こっち来(き)ぃ。」
そう言って優しく手を引いてくれたのを良く覚えています。
「必ず来てくれる。」
今思えば、きっとそんな安心感のおかげでボクは思い切り泣けたんやと思ってます。
小学校6年のころ、大好きだったヒサノばあちゃんが死にました。目の前でゆっくりと呼吸をしなくなっていくヒサノばあちゃんを見ながらボクは一つ心に決めたことがありました。溢れそうになる涙を強く強く我慢して、
「もう絶対に泣かない!!」そう心に決めました。
それ以来、大学を卒業してしばらくするまでまともに泣いた記憶がボクにはありません。
写真家としての道を歩き出して、たくさんの国々のたくさんの人間の写真を撮らせてもらってきました。
たくさんの笑顔に救われた気がして、一冊目の写真集を出しました。
「笑顔で笑顔が増えますように」そんな想いを込めて。
たくさんの仲間に支えられ、右も左も分からない素人だったボクが写真集を出すことができた。
そしてその写真集で日本にも、それ以外の国にも、たくさんの笑顔の花が開いた。出版後も笑顔を広げてくれている素晴らしい写真集だ!って胸を張って言うことができます。
誰からも愛される写真集だと自負しています。
でも、写真集自体は良かったんだけど、写真集が出来てからのボクはついつい調子に乗ってしまったんです。
その頃のボクは人に偉そうにこう言っていました。
「笑顔こそすべて!笑顔最高!!笑顔でOK!笑顔じゃなきゃダメ!」
笑顔でいればすべて解決できると信じていました。人間24時間365日ずっと笑顔でいれるわけなんてないのに…。
そう声にすればするほど、笑顔の写真家、笑顔専門のカメラマン、なんて呼ばれれば呼ばれるほど、どんどん違和感を感じるようになってきました。
でも、その違和感には目をつぶり、笑顔の写真家だからずっと笑ってなきゃ!!
プレッシャーを自分で勝手に作って、どんどん辛くなって行きました。愛想笑いばっかり上手になって行く自分がいいのか悪いのか分かんなくなって、
八つ当たりのように、浮かない顔をしてるトモダチに、
「どうして笑顔じゃないの!どうして笑えないの!」心の中でムカついて、イライラしてしまったこともあります。
そんな心の引っ掛かりをどうにかしたくて、それからは、ただもう我武者羅にシャッターを押しまくる日々を過ごしました。
カンボジアにも何度足を運んだことか。内モンゴルでもベトナムでも、もちろん日本でも。
長い間答えの見つからないまま、しばらくそんな日々が続いていたあるときのこと。
カンボジアで写真を撮らせてもらっているときに、思いがけず心のつっかえ棒がポコッと取れた気がした瞬間が訪れます。
大泣きする男の子の写真を撮らせてもらったときのことでした。お母さんに抱かれたまま、大粒の涙をこぼす男の子、その姿を見て何故だか、
「なんて愛しいんやろ。」
今までに無かったような気持ちでシャッターを押すことができたんです。本物の優しい気持ちでシャッターを押せた気がしました。
素直にそういう感情がうまれたのは初めて瞬間でした。
男の子の涙に、ボクは勇気をもらったんです。やっと朧気ながら答えを教えてもらった気がしました。
「あぁそっか。強がらずに泣いてもいいんだ」って…。
ブサイクな泣き顔に、エールを送られた気がして、心がフッと軽くなりました。
それと同時に、後悔も溢れでてきました。
「どうして笑顔じゃないの!どうして笑えないの!」イライラしてた自分って、人をさげすんでたんじゃん?笑顔じゃなきゃダメ!!って人に押し付けてたんじゃない?
とも思ったんです。
それに気付いたときには、もう自分がとにかく情けなくて、本当に申し訳なくて、ムチャクチャ後悔して凹みました。
でもそのとき、やっと涙が溢れてきました。
本当に久しぶりの心からの涙でした。
それから少しづつ、ボクの写真は変わって行きます。
ボクが今、次の写真集を出したい!って思うのは、この経験で感じた言葉にならない想いを「カタチ」にしたい!伝えたい!って思うからなんです。
今なら胸を張って言える気がしています。
「別に上手に笑えなくてもいいんじゃな?」って。
涙を流す人、頭を抱えて悩んだり、凹んでブサイクな顔してる人。それって人間臭くて素晴らしいんじゃないかな?
後悔の一つぐらい背負って生きてる人間の方が、もしかしたら人間らしくてかっこいいかも?
そんな凸凹な人間こそ美しいんじゃん?
凹んで、悩んで、切なくなって、でもそれって人生のど真ん中を歩いてる証拠なんじゃない?
だってさ。
ボク、そんな凸凹な人間の姿にエールをいっぱいもらったんだよ♪
凸凹な「カタチ」ほど美しいものはないんじゃないかと本気で今は思っています。
もちろん、なかなか単純にそう思えないこともきっとある。
でも、あの男の子そばで、お母さんの温かい眼差しで寄り添ってた。
お母さんの温か〜い部分に触れて、あの子もきっとまた笑うんだろう。お母さんと一緒に笑い合うんだろう。
そう信じれる!
だったらボクたちだって同じように、
誰かの温かさに気付ける瞬間やきっかけがあったら、また最後に必ず笑顔に戻って来れる。
誰かからの優しいエールに気付けるきっかけの写真集が作りたいんです。
泣いても、怒っても、凹んでも、悩んでも、ぶつかっっても、また笑顔に帰って来れて、優しく笑い合える写真集。
「こっち来(き)ぃ」
って言いながら、ヒサノばあちゃんが差し出してくれた、シワシワの手みたいな柔らかい心になれる写真集。
そんなあったか〜い温度のある写真集。
そんな写真集作ります。凸凹な仲間たちと作ります!!
2010年6月6日(日)に1000部の先行予約で出版予定です。
先行予約の方法や、写真集の中身の製作途中の様子、写真集ができたらどんなことが起こるの?といったことや、写真集に参加する方法なと、
メルマガでイチバン早く!!発信して行く予定です。ぜひ登録お願いします!!
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『YELL TO YOU(エールtoキミ)』は参加する写真集です。
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●写真集の中に入っちゃおう!!(先行予約していただいた方)
●写真集が南アフリカの子どもたちの給食のおかずにもなる!?
●先行予約のみなさまの中からカンボジア行き航空券を1名様にプレゼント!!
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それぞれの「カタチ」で参加して、一緒に写真集を作ってエールを贈ろう♪
そして!みんな一緒に笑い合おーよ♪
平井慶祐
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エールを贈る写真集【 YELL TO YOU(エールtoキミ) 】
2010年6月6日出版!/定価2500円(税込)/予約目標1000部!/目標達成まで残り833部!!(2月22日現在)
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